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【藪恵壹 藪から棒球】日本ハム・新庄監督、気になる参謀役の少なさ シーズンで100敗しても「辞めた!」は絶対ダメ (1/2ページ)

 日本ハムの「BIGBOSS」こと新庄剛志新監督(49)。今や球界の話題を独占しているといっても過言ではありません。

 私は阪神で7年間、同僚でした。3歳下の新庄は当時から身体能力の高さはピカイチ。陰で努力していたことが徐々に世間にも知られていますが、思い返しても確かにウエート場で見かけたことはごくわずか。知らない間に必死で努力していたのだと思います。

 2006年限りで現役引退後、10年以上のブランクを経て今回たどり着いたのは監督業。就任会見で本人は「即決した」と話していましたが、決して安請け合いできない仕事なのです。

 監督は一歩下がって戦況を見守り、選手やコーチに指示を飛ばしながらチームを勝利に導きます。ところがBIGBOSSの場合、競馬に例えると手綱を引く騎手ではなく「馬」そのもの。監督自身が前へ出て、選手が後からついていくタイプは日本球界初ではないでしょうか。

 同じ指導経験ゼロで就任した栗山前監督は、梨田元監督時代のコーチが数名残り、サポートを受けながら少しずつ采配を覚えました。BIGBOSSは1年契約で時間がない。先んじて進言できる各部門の参謀役の能力が、新庄ファイターズの命運に直結します。

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