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【神谷光男 スポーツ随想】箱根駅伝本戦初出場の駿河台大は異色のチーム 教え子とチームメートになった日体大卒31歳選手も (1/2ページ)

 駿河台大学はどこにある? 神田駿河台という地名があるくらいで東京都千代田区か、と思いきや埼玉県飯能市に本部がある1987年に創立した私立大だ。

 大学受験を経験している人なら、全国模試などで誰もが知っている全国規模の駿台予備校と同じグループといえばわかるだろう。その駿河台大が23日に行われた箱根駅伝予選会を8位(10位まで出場権)で突破し、初の本戦キップを手にした。

 日清食品を経て2012年に就任した徳本一善監督(42)は法大時代に4年間、箱根を走って2年で2区区間賞、3年で2区2位と活躍。“法政カラー”とばかり頭髪をオレンジ色に染め、サングラスをかけた箱根ランナーらしからぬ外見で、“ビジュアル系ランナー”として人気を呼んだ。

 監督就任当初は飲酒、喫煙、パチンコは当たり前だった選手たちを一から鍛え直したという。一昨年の予選会は12位と本戦に再接近しながら、昨年は15位に後退。遠い箱根路だったが、ようやく夢をかなえた。「長かったような、短かったような。10年間我慢してよかった」とテレビのインタビューに答える監督には、かつてのビッグマウスの面影はなかった。

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