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村上茉愛、現役生活の“ラストダンス”に「最高のご褒美」 同じく現役最後の鉄棒・内村は6位でも「着地は会心の一撃」 体操世界選手権

 体操の世界選手権最終日は24日、北九州市立総合体育館で種目別決勝後半が行われ、女子の床運動で東京五輪銅メダルの村上茉愛(25)が14・066点を出し、2017年大会以来2度目の世界一に輝いた。

 「むちゃくちゃ楽しかった。金メダルは自分への最高のご褒美」。この日はまず平均台で銅メダルを獲得し、現役生活の“ラストダンス”と臨んだ床運動は「演技を見せるのも最後かと思いながらうるうるきた」。代名詞のH難度「シリバス」を決めて観客を魅了。演技後は「応援がなければここまで続けられなかった」と長いお辞儀で感謝を伝えた。最初に表示された得点は東京五輪で銅メダルを分け合ったメルニコワ(RGF=ロシア連盟)より下だったが、抗議が実って修正され0・066点上回った。

 平均台は五輪6位の芦川うらら(18)が14・100点で初優勝。日本女子の金メダルは3人目で最年少記録となり、同種目では1954年大会の田中敬子以来67年ぶり。

 男子の跳馬は初出場の米倉英信(24)が14・866点で銀。鉄棒は五輪王者の橋本大輝(20)が15・066点で銀。15年大会覇者の内村航平(32)は現役最後の演技が14・600点で6位に終わったが、「これ以上ない。やりきった。着地は会心の一撃。今の自分ができることは全て出せた」。

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