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【ゴルフわすれな草】木下稜介(14) 「学校から帰ってきたら庭で寄せの練習をしなさい」 小学生時代は野球の方が好きだったけど…父からの日課がゴルフの原点に (2/2ページ)

 ラウンド数が増え、ゴルフに慣れたことから父の勧めでジュニアの大会に出場した。小学5年生の時だった。ボールを打つ楽しさからスコアを作る難しさを知った。好スコアを出すためにはショートゲームがうまくなければならない。

 「学校から帰ってきたら庭で寄せの練習をしなさい」。父親から日課を課せられた。スーパーマーケットの買い物カゴ4つにたっぷりと入ったゴルフボール。それをすべて打ち終えない限り、遊びに出られないという決まりだった。

 「サボろうとしても、母親がチェックしているから怠けられませんでした(苦笑)。嫌々ながらも毎日4カゴのボールをすべて打ちました。辛かったですよ。でも今思えば、日課の寄せ練習が僕にとってゴルフの原点であり、礎になったように感じます」

 継続は力なり。続けることの大切さも知った。勝負どころでのミスパットを減らすために取り組み始めた新たなパッティングストロークでの練習。これは苦にはならなかった。 (文中敬称略/つづく)

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