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シーズン最重要局面で先発マスク剥奪 阪神・梅野、今オフ移籍の可能性 矢野監督、急な冷遇…球団はFA宣言ならやむなしの構え (1/3ページ)

 今季前半戦は首位を独走しながら、ヤクルトにまくられて今やV逸寸前の阪神。追い込まれた矢野耀大監督(52)は18日の広島戦(甲子園)で、坂本誠志郎捕手(27)を5試合連続でスタメン起用し、1失点の守り勝ちで望みをつないだ。一方で、16年ぶりのリーグ優勝を懸けたシーズンの最重要局面に至って、ここまで125試合で先発マスクを張ってきた梅野隆太郎捕手(30)への信頼感の低さが浮き彫りに。球団初の3年連続ゴールデングラブ賞に輝いた正捕手が今オフ、5月に初取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使して、他球団に流出する機運がにわかに高まっている。 (山戸英州)

 「誠志郎さんの配球のおかげでお立ち台に立てている。感謝しかないです」。7回4安打無失点の好投で9勝目を挙げたルーキーの伊藤は、女房役に最敬礼。好リードの坂本はバットでも3回に犠飛で貴重な先制点をたたき出し、「負けられない戦いが続いているので、投手のいい部分を引き出して。やるか、やられるか、気持ちを込めてやってやろうという思いです」と胸を張った。

 バッテリーの聖域にメスを入れた矢野監督も、してやったりだろう。ヤクルトと8日から激突した天王山3連戦(神宮)で、初戦に4失点で敗れ優勝マジック「11」の点灯を許すと、2戦目は先発マスクを梅野から坂本に変更。1失点に抑えて勝利した。しかし、3戦目で梅野を先発に戻すと、6失点で痛恨のカード負け越しを喫した。

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