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【福島良一 メジャーの旅】サイン盗み発覚チーム同士の対戦、アストロズvsレッドソックス ア・リーグ優勝決定シリーズ、あとは真のチャンピオン目指すだけ (1/2ページ)

 大リーグのポストシーズンは佳境を迎え、ア、ナ両リーグ優勝決定シリーズが開幕。ア・リーグは3年ぶりにアストロズ対レッドソックスという、かつてサイン盗み事件を起こしたチーム同士の対戦となった。

 2017年、ア軍は7度目の地区優勝。ア・リーグ優勝決定シリーズでヤンキースに崖っぷちから2連勝し、2度目の制覇。ワールドシリーズでは第7戦ドジャースの先発ダルビッシュを攻略し、球団創設56年目で初の世界一に輝いた。

 しかし、17年から18年途中まで電子機器によるサイン盗み問題が発覚し、20年1月にルノーGMとヒンチ監督が処分、球団から即解雇。翌日はレ軍がア軍ベンチコーチ時代にサイン盗みの首謀者だったアレックス・コーラ監督を解任した。

 そこでア軍は当時70歳のダスティ・ベイカーを新監督に任命。コロナ禍による無観客試合のためやじは飛ばなかったが、3年越しの因縁再燃でド軍投手から危険球の繰り返し。そんな困難を乗り越え、リーグ優勝決定シリーズに進出した。

 今シーズンは問題発覚から初めて有観客となり、これまた因縁の相手ヤ軍の球場などでファンの怒りが炸裂(さくれつ)。グラウンドに伝達手段のゴミ箱も投げ込まれた。それでも怯むことなく2年ぶり地区優勝。再び優勝決定シリーズに駒を進めた。

 一方、18年のワールドシリーズ王者レ軍にもサイン盗み疑惑が浮上。20年4月に大リーグ機構はシーズン中に電子機器を使った不正行為があったと断定。それに関与していたレ軍の映像担当者を一時的に職務停止、同職への再任禁止とした。

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