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【西本忠成 トラとら虎】阪神逆転Vへのキーマンは…ダルビッシュお墨付きの捕手・坂本 先発陣を好リード、バットでも貢献 (1/2ページ)

 逆転Vへ首の皮一枚の阪神は、坂本誠志郎捕手(27)の起用を最後の一手と位置づけている。先の対巨人3連戦(東京ドーム)から正捕手梅野に代えてスタメン抜擢(ばってき)。これが功を奏し2勝1引き分けで乗り切った。

 3試合で巨人に与えた得点は僅か3点。全戦フル出場の坂本は青柳、伊藤将、高橋らの好投を引き出す一方、第2戦では菅野から今季初本塁打を含む2安打2打点とバットでも貢献した。

 球団OBは「確かに坂本の起用で流れは変わった。元々リードはうまく、こんな勝負どころでは守りを固めて失点を防ぐのが鉄則。今後も捕手は坂本を軸に回す方が得策では…」と見る。

 出身は兵庫県。大阪・履正社高-明大と進み、2016年、ドラフト2位で阪神入りするも、3年連続ゴールデングラブ賞の梅野の壁は厚く、17年の42試合出場が過去最多だった。

 そんな坂本の名を広めたのはダルビッシュ有投手(パドレス)が昨年1月、海の向こうのインタビューで、バッテリーを組みたい捕手として何と阪神の控え捕手を指名したからだ。「キャッチングがうまいですよね。あの人を見ていると気持ちがいいし、どんなフレーミングなのか一度投げてみたいですよね」とも話していた。伝え聞いた坂本は面識がないこともあって驚いたが、捕手冥利に尽きるコメントに自信を深めたのはいうまでもない。

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