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中日の切り札・立浪新監督を待つ厳しい船出 コロナで財政難…「補強費ゼロベース」のイバラ道 片岡篤史氏らの入閣が有力 (1/2ページ)

 中日は12日、3年契約最終年となる与田剛監督(55)の今季限りでの辞任を発表し、球団OBの立浪和義氏(52)に来季監督就任を要請したことを明らかにした。

 立浪氏は地元テレビ局の直撃に「ようやく来たかなという感じ。そこ(監督)を目標にやってきた。自分の中では何も断る理由はない」と前向き。待望論久しかった大本命候補がついに指揮官の座に就くことになったが、華々しい船出となるどころが、ご祝儀補強がまるで望めないイバラの道が待つ。

 通算2480安打の「ミスタードラゴンズ」は2009年に現役引退後、ファンの熱い支持にも関わらず、古巣のユニホームを長らく着られなかった。しかし、過去の立浪氏のスキャンダル報道などから強い拒絶反応を示してきた白井文吾前オーナー(93)が昨年3月に退任し、風向きが変わった。

 今春キャンプでは球団の要請で初めて臨時コーチを務め、同じ左打者の京田、根尾ら若手に、自らの打撃理論を注入。ついに機は熟した。

 満を持しての真打ち登場に、10年連続V逸から強竜復活に期待が高まるが、球団内からは「チーム再建の一歩目で厳しい現実にぶち当たるだろう。新しい監督になっても、カネはかけられないよ。補強費は基本、ゼロベースになると覚悟してもらわないと」と早くも悲観的な声が挙がる。

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