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しぶこ“涙の復活V”も地上波なし 成功か失敗か…賛否、協会のネット配信推進 コア層からの収益増も広告塔の価値下がる可能性  (1/3ページ)

 ■国内女子ゴルフスタンレー・レディース最終日(10日、静岡・東名CC=6592ヤード、パー72)

 5位スタートの渋野日向子(22)が4人によるプレーオフを制し、約1年11カ月ぶりの国内ツアー通算5勝目を飾った。今大会から有料ネット配信を本格的に開始した日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)にとって、人気者の渋野の逆転優勝は最高の滑り出しといえる。一方で地上波のテレビ中継がなく、せっかくの劇的な瞬間がお茶の間には届かず、成功か失敗か意見が分かれる結果となった。

 首位と2打差でスタートした渋野は6バーディー、2ボギーの通算10アンダー。18番のバーディーで首位に並ぶと、18歳の佐藤心結(明秀学園日立高3年)、木村彩子、ペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフ2ホール目で1・5メートルのバーディーパットを沈めて決着した。

 優勝決定の瞬間、両手で顔を覆い歓喜の涙を流した渋野は「正直、こんなに早く勝てると思っていなかったので不思議な気持ち。勝てなかった2年間は短いようで長かった」。今大会は無観客だったが、前週の日本女子オープンは1日上限5000人の観客から励まされ、「こんなロクでもない私を応援してくれる人が、まだこんなにたくさんいるんだと衝撃を受けた」と力に変えた。

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