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【福島良一 メジャーの旅】大谷の歴史的シーズンに“策士マドン”の存在 投打の二刀流を成功させる最高シナリオ (1/2ページ)

 エンゼルス大谷翔平の「ショータイム」が幕を閉じようとしている。投打の二刀流としてベーブ・ルース以来の2桁勝利&2桁本塁打なるか、日本選手初の本塁打王なるかなど、日本中を大いに沸かせてくれた。

 何より、大リーグ4年目にしてようやく投打の二刀流でフルシーズン戦えたことが大きかった。そのうえで投打ともに驚異的な成績を残し、過去前例がない記録も次々と樹立。ア・リーグMVPの最有力候補に挙がる文句なしの活躍を見せた。

 エ軍入団当初は基本的に週1度の先発、登板前後は欠場という起用法だった。しかし、今年のキャンプでジョー・マドン監督が「週1度だけ登板し、ある日は指名打者で出るだけ。私はその考えを切り離している」と興味深い言葉を残した。

 すると、常識破りの戦術で有名なマドンらしい采配を次々に連発。投手大谷の状態がいいと見るや、投打同時出場のリアル二刀流や登板前後の試合もほぼ休みなくDHで起用するなどフル回転。マウンドから外野守備に就くこともあった。

 その結果、投手としてチーム最多の23先発登板、130・1イニング、156奪三振。また、バッターとしてもチームトップの45本塁打、99打点、長打率・594(9月30日現在)をマーク。元祖二刀流ルースも顔負けの成績だ。

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