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【編集局から】侍ジャパン稲葉監督の退任会見にサプライズゲスト

 東京五輪で野球日本代表を金メダルに導いた稲葉篤紀監督は9月30日で契約満了。都内ホテルで行われた退任会見を取材したのですが、文字通りのサプライズゲストには度肝を抜かれました。

 約30分の会見で稲葉監督は初めての監督業への苦悩、コミュニケーションを重要視したチームづくり、コロナ禍で五輪が1年延びた心境などを語り、涙ながらに「(金メダルは)皆さんのおかげ」と頭を下げました。

 続いて代表でともに戦った坂本勇人選手(巨人)、秋山翔吾選手(レッズ)のVTRコメントが披露された後、突如としてハマスタでおなじみの音楽がスタート。何と自身の登板時の出囃子とともに山崎康晃投手(DeNA)が登場し、主役の稲葉監督も「えぇ!?」と驚いた表情で出迎えるしかありませんでした。

 前夜はヤクルト戦(神宮)で打たれて途中降板し、この日も5時間後に同カードが始まるのに、わざわざ駆けつけ花束を贈呈して指揮官と笑顔でパチリ。会見場に笑いが起き、しんみりした空気は一変しました。さすがは幾多の修羅場をくぐってきたリリーバー。凡人には及びもつかない鋼のメンタルに脱帽です。 (運動部・山戸英州)

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