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【勝者のワザ】徹底したフックボール打ちでダブルタイトル獲得 日本シニアオープン優勝、手嶋多一 (1/2ページ)

 日本シニアオープンは、2日目に首位に立った手嶋多一が、第3日以降もスコアを伸ばし続け、2位に8打差をつける圧勝劇を演じきった。大会優勝最少ストローク、大会最多差優勝という記録付きで、日本オープンと日本シニアオープンのダブルタイトル(史上4人目)獲得を果たした。

 手嶋といえば、ジュニア時代からフックボールを駆使してのゴルフスタイルで押し通してきた。「フック打ちの名手? そんな格好良いことではありませんよ。僕は、それしか打てないんですから…」

 優勝インタビューでは、笑いながらそんな話をした。

 ドローとフェードボールを打ち分けたい。ストレートボールを打ちたい。アマチュアでも高い目標を掲げ、それに挑む人がいる。でも、多くのアマチュアにとって、それは危険な道になる。打ち分けには長期にわたる練習量が必要であるし、真っすぐなショットを打ちたいと思うと、実戦では左右どちらにも曲がってスコアがまとまらなくなりがちだ。

 フックでもスライスでもいいのだが、どちらかに曲がる弾道に決めてしまった方が、ゴルフはやさしくなる。

 フックボールを打ち続けてきた手嶋のスイングからは、アマチュアの参考になる構え、ヘッド軌道が見えてくる。

 スイング軌道は、インサイドアウト。スタンスは狭い。この方が、インサイドアウトに振りやすい。ちなみに、ワイドスタンスでインサイドアウトに振ろうとするのはダフリの原因になる。逆にスライス系のショットを打つのに適している。

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