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中田翔の暴行騒動、真の権力者・吉村GMはなぜ一切表に出てこないのか? 日本ハム球団社長が謝罪文、公式サイトのみ掲載で誠意に疑問

 日本ハムは8月31日、中田翔内野手(32)=現巨人=の同僚選手への暴力行為など一連の騒動への謝罪文を公式サイトに掲載。川村浩二球団社長名で「皆様にご不快な思いやご心配をお掛けしまして、誠に申し訳ありません」と記した。

 中田は8月4日のエキシビションマッチ前、ベンチ裏で後輩選手1人を暴行。球団は1、2軍全試合の出場停止処分を科すも、本人に会見させることなく同20日に無償トレードで巨人に移籍させた。「『ファイターズの中田翔』としての声を発する機会を設けぬままの退団となってしまい、皆様を失望させてしまった。退団前に皆様への謝罪、説明の機会を設けるべきでした」という反省も今さら感は否めない。厄介払いで幕引きのはずが、批判が一向に収まらず対応を迫られた形だ。

 また、4月に会員制交流サイトで公開された試合前の円陣動画に選手への差別的発言が含まれている疑惑が報じられ、球団は「誤解を招く」として先月に削除したが、今さら発言が「収録されていた」と認めた。「どのような状況、どのような間柄であっても、決して許されるものではありません。今後はコンプライアンス研修等を実施するとともに管理体制を強化し、再発防止を徹底して参ります」とした。

 この謝罪文はそもそも公式サイトを訪れなければ読めず、どれだけ誠意が伝わるか疑問が残る。球団の内情をよく知るファンからは、親会社から2年前に天下ってきた川村社長ではなく、真の権力者である吉村浩GM(57)に説明責任を求める声も。元スポーツ紙記者で2005年にGM補佐としてフロント入りし、15年からは現職で編成権を掌握してきたが、一連の騒動では一切表に出てきていない。

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