記事詳細

男子50キロ競歩、日本勢トップ川野は6位 フィニッシュ時には気温41度超えの酷暑

 男子50キロ競歩は午前5時30分にスタート。酷暑の耐久戦を制し、金メダルに輝いたのは3時間50分8秒を記録したダビト・トマラ(ポーランド)。世界ランキング37位の伏兵ながら、30キロ手前から先頭集団を抜け出した。

 日本勢トップは日本記録保持者の川野将虎(22)=旭化成=の6位で、3時間51分56秒。2位集団でレースを進めたが、41キロ過ぎで突然胸を押さえて数秒間コース脇に倒れ込むアクシデント。それでも立ち上がってゴールインした。

 靴が脱げるトラブルがあった勝木隼人(30)=自衛隊=が30位、丸尾知司(29)=愛知製鋼=は32位だった。

 北海道では2日からまん延防止等重点措置が適用され、会場ではスタッフが「観戦自粛」のカードを首から下げて対応した。5日の男子20キロ競歩では、バリケードが設置されていなかったため、“有観客状態”だったが、この日はコーン設置やスタッフの呼び掛けが行われた。撮影禁止も呼び掛けられたが観客には聞き入れられず、スタッフも「全然聞かないね…」と苦笑い。

 フィニッシュ地点では、救急車と消防車が待ち構え万全の対策。スタート時の気温は手元の温度計で29度だったが、フィニッシュ時には41・3度を超えていた。

 日本陸上競技連盟(JAAF)幹部に「暑いですね」と声を掛けると「(会場が札幌になった理由は)バッハに聞いてくれ」。他の関係者も「東京と気温が変わらないのになんで札幌でやるかね~」とボヤいていた。

関連ニュース