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30年冬季五輪「札幌招致」に道民の反応は 東京の大混乱ぶり目の当たり…反対派5割「もう日本開催はこりごり」 (1/2ページ)

 東京五輪の競歩競技が北海道札幌市で5日から始まり、6日は早朝から男子50キロが行われた。新型コロナウイルス感染拡大で大混乱した東京五輪を経て、札幌市は2030年冬季五輪招致を目指す。今大会では限定的だった経済効果を期待して「今度こそは」と意気込む道民もいれば、「もう日本で開催するのはこりごり」との声もある。7日以降の男女マラソンで幕を閉じる今大会が、札幌招致の機運を高めることとなるかどうか。 (松村友二)

 

 札幌市中央区の大通公園がスタートとフィニッシュ地点。東京の猛暑を避けて開催地が移された札幌だが連日30度を超えて暑いのは東京と同じ。一方、感染者数の増加を尻目に沿道には市民が集まり、密になっている場所も散見された。

 20年1月に開催された国際オリンピック委員会(IOC)の総会時点では、札幌開催を高評価する声があり、手を挙げていた他の都市が34年以降に招致を変更する可能性があるとも報じられた。

 4月に地元紙の北海道新聞が札幌市民に行った札幌五輪招致に関する世論調査では、反対派が50%で賛成派が48%。競歩会場の市民の反応も様々だった。

 「スポーツは好きなので大賛成。無観客は努力してきた選手がかわいそうだし、対策をしっかり講じた上で開催してほしい」(38歳会社員女性)などと賛成派が多いが、やはり心配の声も尽きない。

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