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金獲りに挑む2輪の「青いバラ」 カエル飼育が趣味の入江聖奈、美人三等陸曹の並木月海 女子ボクシング初のメダルへ

 東京五輪ボクシングでこれまでメダルがなかった女子が大躍進だ。3日に決勝に臨むフェザー級の入江聖奈(20)=日体大=は銀メダル以上、4日の準決勝に進んだフライ級の並木月海(22)=自衛隊=も3位決定戦が行われないため銅以上が確定。ともに金メダル獲りに挑む。

 ボクシング日本勢は、記憶に新しい2012年ロンドン大会ミドル級を制した村田諒太をはじめ金メダル2個、銅3。一方、ロンドン大会から採用された女子はこれまで本大会出場もなかった。

 史上初の快挙にも「まだ扉は5センチくらいしか開いていない。決勝で勝って全開にする」と頼もしい入江は鳥取県米子市出身。小学校2年時に読んだ小山ゆうの名作漫画「がんばれ元気」の影響でボクシングを始め、趣味はカエルの飼育で入場曲はXジャパンの「紅」など、令和の現役女子大生ながら昭和生まれの中高年を刺激するツボが多い。決勝の相手ペテシオ(フィリピン)とは「何度も戦ったことがあり、互いに手の内を知っている。リスペクトし合いながら自分が勝ちたい」。

 千葉県成田市出身の並木はキックボクシングの“神童”、那須川天心と幼なじみだという。手数の多い好戦的なファイトスタイルや、自衛隊体育学校所属の三等陸曹といういかつい肩書とは裏腹に、ヘッドギアを外せば容姿可憐。「人前に出るのがあまり好きではない」と話し、趣味はお菓子作りとギャップ萌え要素が盛りだくさんだ。

 ボクシング女子日本代表の愛称は「ブルーローズ・ジャパン」。ともに金メダルに輝けば、キャラ立ちした2輪の青いバラは、テレビで引っ張りだこ間違いなしだ。

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