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“みまじゅん”日本卓球初の「金」か「銀」か 12歳差の兄妹“みたいな”ペア 準決勝ではやりたい放題「美誠劇場」 (1/2ページ)

 ■卓球 混合ダブルス 

 今大会から採用された卓球の混合ダブルスで26日の決勝に進出し、銀メダル以上を決めた第2シードの水谷隼(32)=木下グループ、伊藤美誠(20)=スターツ=組。

 25日の準々決勝では、第7シードのパトリック・フランツィスカ(29)、ペトリサ・ソルヤ(27)=ドイツ=組に7度のマッチポイントを握られながら逆転勝ちすると、準決勝では第3シードの林●(=日へんに句の口が二)儒(19)、鄭怡静(29)=台湾=組に4-1で快勝した。

 土壇場からの逆転劇がメダルにつながった。ドイツ組との準々決勝最終ゲームで、伊藤のミスが続いた。6-10と追い詰められたが、水谷は「このまま終わっていいのか」と自問。この日最も速いバックハンドレシーブ「チキータ」から強気の攻撃を続け、劣勢の空気を変えた。奇跡的にひっくり返すことに成功した。

 これで硬さの見えた伊藤も本来の力を取り戻す。8時間半後の台湾との準決勝では伊藤がフォア、バック両面で速く、低いレシーブを連発して「やりたい放題できた」と満足顔。サーブを読み切り、相手の戦意をくじいた抜群の勝負勘を、ベンチに入る田勢コーチは「美誠劇場」と絶賛した。

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