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【中山徹 俺にも言わせろ】出産後の“復活優勝”おめでとう、舞衣子ママ GMOインターネット・レディース (1/2ページ)

 出産後の復活優勝を目指す若林舞衣子と、ツアー初Vを狙う野澤真央の一騎打ち対決となったGMOインターネット・レディース最終日。トーナメント放送は、プレーの合間に若林の応援に駆けつけた愛息の寝顔を映し出していた。かわいらしさといったら、たまらなかった。俺はすぐに若林の肩を持ち、パットを打つたびに「入れ!入れ!」と声を上げていた。

 14番パー4でボギーを叩いた首位の若林は、2位で追いすがる野澤と1打差となったが、そこからはパーセーブを続けた。17番パー4では2打目をピン左サイドラフに入れてピンチを迎える。難しいライから絶妙のアプローチショットでしっかり寄せてみせた。土壇場で、男子プロ並みの柔らかいタッチの寄せを打つなんて優勝を引き寄せたも同然だと俺は思った。

 しかし、ゴルフの女神はまだほほ笑んではいなかった。ゴルフは、カップインするまで終わってはいないとは、よく言ったもんだ。最終18番ホールで若林も野澤もフェアウエーからのパーオンショットを外した。グリーン左サイドのピンに対して、若林はアイアンショットを左に引っ掛ける。野澤はそれまでも多用していたパンチショットでピンをオーバーさせた。ボールは、グリーン奥のラフに転がり込んだ。