記事詳細

柳田は国際大会に縁がないのか…右脇腹違和感で別メニュー調整 侍ジャパン28日初戦

 金メダルを目指す野球日本代表で、打線の軸を担う柳田悠岐外野手(32)は20日の練習(楽天生命)も右脇腹違和感により2日連続で別メニュー調整。初戦のドミニカ共和国戦(福島)は28日に迫るが、稲葉篤紀監督(48)に決断の時が迫っている。

 この日はシートノックがメニューに組み込まれ、各選手が本番を想定した守備位置に就いたものの、柳田は中堅に入らず、三塁付近でボール拾いの手伝い。チーム唯一の本職を欠いた中堅には鈴木誠也外野手(26)と近藤健介外野手(27)が入った。

 それぞれ所属の広島、日本ハムではほとんど経験のない守備位置だ。鈴木は「練習なんで、まだ何とも言えないんですけど、実際の試合に入ってみないと。でもまあ、楽しかったです。(中堅に就いたのは)清水コーチからの指示で入りました」と明かす。

 首脳陣の間で柳田が間に合わないケースへの備えが急務となっていることをうかがわせる。

 柳田は17日の球宴第2戦(楽天生命)で1回戦敗退も、本塁打競争に参加。ところが試合では、打席には立たず守備のみだった。ちなみに球宴第1戦(メットライフ)にはスタメン出場で6回裏の守備まで就き、3打数1安打。代表関係者は「第2戦前の本塁打競争で違和感を覚えたのではないか」と指摘する。

 強烈なスイングは体への負担も大きく、右脇腹は2017年9月にも痛めた古傷だ。「右腹斜筋損傷・肋間筋損傷」で離脱し、1軍復帰まで1カ月以上を要した。

 柳田の主な代表歴は14、18年の日米野球だけ。17年のワールド・ベースボール・クラシックは参加を見送り、15、19年のプレミア12は辞退と国際大会にはとことん縁がない。2度とない自国開催の五輪の舞台に立つこともかなわないのか。 (片岡将)

関連ニュース