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【勝者のワザ】堀琴音 左腕の捻りと捻り戻しでドローボール安定 ニッポンハムレディスクラシック優勝 (2/2ページ)

 もうひとつの動きとは、左腕の捻りと捻り戻し。バックスイングでは、左腕の付け根から穏やかに腕を時計回りに内旋させ、ダウンスイングからフォロースルーにかけて逆に外旋させることを指す。

 この動きをインサイドアウトのスイング軌道をセットにしないと、フェースが開いてしまったり、開いたフェースがスクエアに戻らずプッシュアウトや、そこからのスライスというミスショットを打ち出すことになる。

 ふたつの動きをセットにするために、もうひとつ大切なポイントがある。それは、ややハンドアップ気味にしたアドレスである。この構えを作るには、スクエアグリップが適している。この構えだと、最新理論とされるトップでの右手背屈、左手掌屈の形も簡単にできてしまう。

 堀は、乱れていたショットを、段階を踏んだ修正で整え、さらにドローボールをよりコントロールしやすいフェードボールに切り替え(状況に応じて打ち分けてもいる)、ニッポンハムレディスで披露した正確なショットに仕立て上げることに成功したのだった。

 ■堀琴音(ほり・ことね) 1996年3月3日生まれ、徳島市出身。兵庫・滝川二高を卒業した2014年のプロテストに一発合格。2年目の15年に賞金ランク33位で、初シードを獲得。18年に同114位に低迷し、シード喪失。16年「日本女子オープン」、17年「サントリーレディス」は2位。今季はQTランク164位、リランキング15位の資格で出場。今季賞金ランク24位。姉・奈津佳(29)はツアー2勝。163センチ、53キロ。

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