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【西本忠成 トラとら虎】阪神・大山「4番失格」ならVも危うい! 首位を守るチームの“援護射撃”にも限度 (1/2ページ)

 オールスター戦に出場中の阪神の8選手のなかに大山悠輔内野手(26)の姿はない。人気チームの4番打者でありながら屈辱ともいえる蚊帳の外。ファン投票でも監督推薦でも選ばれなかったのは、ある意味、当然の報いではないか。

 「それだけファンもよく知っているということだ。チャンスに弱く、一時は4番から外された。後半戦でも4番で押すのか。矢野監督も迷うところ」と球団関係者は歯がゆさを隠さない。

 実際、前半戦に残した数字はとても4番打者とは思えない。本塁打10本、43打点も物足りないが、打率・245、出塁率・288に至ってはセ・リーグ規定打席到達者(27人)のなかで最下位。得点圏打率・213は26位。これでは他球団の4番打者、巨人・岡本和、ヤクルト・村上、中日・ビシエド、広島・鈴木誠、DeNA・オースティンと比べ、かなり見劣りするのはいうまでもない。

 「どこが違うのか。一番の差は甘い球の打ち損じが多いところ。バットのヘッドが遠回りするのが一因だろう。新主将の立場からチャンスで何とかしたいという思いが強くてリキむ。ボールの見極めができない。余裕がない」と球団OBは指摘する。

 昨年、4番に定着して打率・288、28本塁打、85打点。誰もがさらなる飛躍を信じて疑わなかったが、5月初旬に背中の張りで戦列を離れたあたりから調子を崩した。

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