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【プロキャディーXのつぶやき】苦労、苦闘、苦悩…メジャーVの「三重苦」 克服には、歳月が必要 (1/2ページ)

 堀琴音が「ニッポンハムレディス」でプレーオフの末に念願のツアー初優勝を飾った。14年にプロテスト合格し、16年は賞金ランキング11位、17年にはベストテン9回を数え、初Vに最も近い選手とまで言われていた。だが、その後ショット不振に陥り、シード落ちしていた。

 持ち球をドローからフェードに変え、復活をアピールしたこの優勝までに、プロ転向から6年344日もの歳月が流れていた。

 桃栗三年というけれど、何事も一朝一夕にはできるものではありません。1勝を飾れずにツアー界から去る選手は数多い。その一方で、1勝を挙げたばかりに過大な注目を集め、その選手だけが体験する苦労、苦闘、苦悩もあるようだ。

 19年「AIG全英女子オープン」で海外メジャー優勝を果たした渋野日向子もその一人かもしれない。時の人となり、東京五輪の代表選手枠内に突如入ったけれど、その後は思うような成績を挙げられず、結局は代表選手にはなれなかった。スイング改造の成果はいまだ出せていない。メジャーVによる三重苦の克服には、歳月が必要なのだろう。

 今年は松山英樹がマスターズを、笹生優花が全米女子オープンを制して日本人選手のメジャーV花盛り。そもそも日本人選手で海外メジャーを制したのは樋口久子さんだが、男子で13年全米プロシニア選手権を制したは井戸木鴻樹さんだ。

 その井戸木さんが「ISPS HANDA楽しく面白いシニア」で超久しぶりの優勝を飾った。最終日に9アンダー63のビッグスコアをマークしての逆転、大会ホストプロVはさすが持っている男だ。

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