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稲葉ジャパン「金」獲りへ 明暗分かれた7月の侍たち 追加召集の右腕2人はくっきり (1/2ページ)

 前半戦の最終戦となった14日も、代表組は明暗がくっきり分かれた。広島・森下暢仁投手(23)は中日戦(マツダ)に先発して8回無失点の快投。9回は新人で抑えを務める栗林良吏投手(25)が3者凡退に斬り18セーブ目を挙げた。

 一方、救援左腕の阪神・岩崎優投手(30)は状態への不安を解消するどころか、DeNA戦(甲子園)に3番手で登板した8回に被弾。今月の防御率は6・00まで悪化した。その裏にDeNA2番手で登板した山崎康晃投手(28)もピリッとせず、3安打2四球2失点でKOされた。

 代表24選手の7月の成績は表の通り。いまや日本のエースと目され、先発に加え勝負どころで救援も任されそうなオリックス・山本由伸投手(22)は好調を維持し、稲葉監督の安心材料といえそうだ。日米通算181勝と今回のメンバーで随一の実績を誇り、同監督も起用法に気を遣う田中将大投手(32)は、ここまで4勝5敗と黒星先行ながら今月は上り調子。さすがの調整力を見せている。

 菅野、中川(ともに巨人)の辞退で計算が狂った投手陣の救世主として、追加招集された右腕2人にも明暗。日本ハム・伊藤大海投手(23)は5月28日の中日戦から自身6連勝中、今月の防御率は0点台と絶好調で代表に合流する。

 一方、故障明けで見切り招集されたソフトバンク・千賀滉大投手(28)は、左足首の靱帯損傷から3カ月ぶりに復帰した6日のロッテ戦で3回持たず10失点の大炎上。再び2軍調整となり、どこまで状態を上げられるかは未知数だ。ソフトバンクでも千賀とバッテリーを組む甲斐拓也(28)も、日の丸の正捕手と期待されながら今月は打率1割台とバットが湿っている。

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