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【清水秀彦 そういうことだろ~】堂安の“個の突破力”がメダル奪取へのカギ サッカー・キリンチャレンジ杯

 --サッカーの東京五輪日本代表が12日、同ホンジュラス代表との強化試合で3-1と快勝。背番号「10」を背負うMF堂安律(23)=オランダ1部PSV=が2得点の活躍でした

 清水「五輪に出場するチーム相手に2ゴール。とっても余裕があったね。特に(後半40分の)2点目。左サイドからのクロスに長い距離を走ってスライディングで決めたろ。あれは体力でも余裕がなきゃできない」

 --一皮むけた?

 「ドイツ(1部ビーレフェルト)でしっかり戦力になったのが大きい」

 --五輪では絶対的なストライカーが不在のなか、堂安を軸に久保(スペイン1部レアルマドリード)、三好(オランダ1部アントワープ)のMF3人で点を取る形か

 「実にいい人選だね。なんでこの3人にしたかというと、全員が左利きだから。3人とも合わせやすいはずさ」

 --堂安も「自分がトップ下ではなく、3人で臨機応変にポジションチェンジをしている」と

 「だろ~! これこそこのチームの生命線のひとつさ」

 --堂安は東京五輪で大ブレークしますか

 「う~ん、ポイチ(森保一監督)のサッカーはパス&ゴーが基本。チームでつないで崩していくやりかただろ? でも、本大会になると相手がベタ引きしてきて、この試合の失点シーンみたいにセンターバックの後ろにボールを出されたら…」

 --ゴールを脅かされてパスはつながらない

 「そのときに堂安が個の力で突破できるか、だね。歴代10番の(中村)俊輔や香川(真司)はそれができたから」

 --気持ちは強い

 「だからこそ、ポイチもこのチームの軸にしたはずさ。堂安の活躍が、日本がメダルを獲るための絶対条件だからね」

 (元J1仙台監督・清水秀彦=聞き手・久保武司)

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