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エンゼルス・大谷、前半戦マルチ締め HRダービー&球宴に弾み (1/2ページ)

 エンゼルスの大谷翔平(27)は11日(日本時間12日)、前半戦最終戦となる敵地シアトルでのマリナーズ戦に「2番・DH」で先発。2試合ぶりの安打となる二塁打と一塁強襲内野安打で4打数2安打1四球。今季25度目の複数安打で、初出場する翌日のホームランダービー(12日=同13日、デンバー)、さらに二刀流で出場する予定のオールスター戦(13日=同14日)に弾みをつけた。

 相手先発は中継ぎが本職のサンティアゴ。取り締まりが厳しくなった粘着物質検査で、6月27日に10試合の出場停止処分第1号となり、異議申し立て中といういわくつきの左腕。粘着物をしのばせていたとみられるグラブは没収されたために、別のグラブでのマウンドとなった。

 大谷のスイングは“疑惑の左腕”の初球を一撃で仕留めた。1回1死の第1打席。厳しい内角球をフルスイングすると、打球速度106・6マイル(約171・6キロ)のライナーが右翼線ギリギリに弾み、俊足を飛ばして楽々と二塁へ。大谷の圧倒的なスイングには、ごまかしの投球があったとしても通用することはないだろう。

 3回2死の第2打席は空振り三振。3打席目は3-1とリードした5回1死一塁で4番手左腕ミセビッチのカーブを打ち上げて中飛。

 再び快音を響かせたのは第4打席。7回1死一塁でマウンドには6番手右腕のスワンソン。1ボールからの2球目の外角のスプリットを引っ張り、一塁手のグラブを強烈に弾く強襲内野安打を放った。

 5打席目は9回無死一塁で、7番手右腕モンテロから四球を選んだ。

 試合は7-1で勝ち、チームもア・リーグ西地区4位ながら、45勝44敗と勝ち越した。