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【中山徹 俺にも言わせろ】日本ゴルフツアー選手権はプロのための大会にせよ! (1/2ページ)

 日本ゴルフツアー選手権で29歳の木下稜介が初優勝を飾った。未勝利選手とは思えないほど安定したゴルフで、ただひとり60台のスコアをマークし続けての優勝は、あっ晴れだ。2日目には2位に4打差を着けて首位に立ち、その差を縮めさせずにそのまま逃げ切った。

 今大会から新たに設けられた世界アマチュアランキング上位3名という出場資格で参戦した杉原大河選手の奮闘も光った。並み居るツアープロを退けての3位タイは、大健闘だ。

 しかし、どんな理由や背景があるのか分からないけれど、「ツアープロ日本一決定戦」という舞台に、なぜアマチュアを登場させるのかが理解できない。これまでのツアープロ出場選手枠は減らさず、新たに3選手分を追加したと聞いた。「バカ野郎! アマチュアではなく、無シードのツアープロをあと3人出せ!」ってんだ。下積み生活の長かった俺は、怒鳴り散らしてしまったよ。

 確かに出場したアマチュア3選手はうまかった。プロとは違ってミスを怖がらず、たとえOBを打っても「あっそうですか」と顔色ひとつ変えない。そりゃあ、そうだ。プロとアマチュアの決定的な違いは、生活が懸かっているかどうかにある。まして、学生ゴルファーとなれば「自分が稼いだ金でゴルフをしろよ」と毒舌の俺はそう思ってしまうんだ。