記事詳細

大リーグで高粘着物を使った不正投球規制へ 昨季ダルビッシュに競り勝ったサイ・ヤング賞投手バウアーが拡散か…ステロイド疑惑以来のスキャンダルに発展も (3/3ページ)

 さらに、MLBの規制方針が各メディアで伝えられるようになった後の今月6日、バウアーはブレーブス戦で今季4敗目(6勝)を喫したが、地元紙オレンジカウンティ・レジスターは「この試合でバウアーのフォーシームの回転数は、ここ2年の平均と比べて200回転/分以上少なかった」とした。

 果たしてバウアーはインチキでサイ・ヤングをかすめ取ったのか。今のところ、ドジャースもバウアーもこの件での取材に応じていない。しかし、「仮にバウアーが優れた倫理観の持ち主だったとしても、バウアーの投稿を読んだ他球団の投手、コーチが一気にこれに飛びついた可能性はある」とした。

 もう1人、疑惑を取り沙汰されているのがヤンキースのゲリット・コール投手。バウアーが2018年に告発したアストロズの元エースだ。

 前回登板(6月3日のレイズ戦)でフォーシームの回転数がピーク時より125回転/分も減少したことから、バウアーと同様に「MLBによる調査開始で粘着物質の使用を控えたことで回転数が落ちたのでは」と疑われている。

 本人は「自身のメカニクスに原因があると考えている」と答えたが、「スパイダー・タック」を使用したことがあるかとの質問には「正直言って、どのように答えればいいかわからない。先輩から後輩へ、前の世代から現代の世代へ受け継がれてきた慣習ややり方があるからね」と非常に微妙なコメントを残した。

 ルールでは不正投球と認定された場合は即退場。10試合の出場停止だが、MLBはさらなる厳罰を用意する可能性がある。

関連ニュース