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大リーグで高粘着物を使った不正投球規制へ 昨季ダルビッシュに競り勝ったサイ・ヤング賞投手バウアーが拡散か…ステロイド疑惑以来のスキャンダルに発展も (1/3ページ)

 メジャーの多数の投手が非常に粘着性の高い物質を使った不正投球をしているとの疑惑が高まっていることから、大リーグ機構(MLB)が今月末にも取り締まりを強化する方針だ。ステロイド疑惑以来のスキャンダルに発展するとの見方もあるが、スポーツ・イラストレーテッド誌はその中心人物が昨季、ダルビッシュ有投手(34)=当時カブス、現パドレス=を押しのけてサイ・ヤング賞を獲得したトレバー・バウアー(30)=当時レッズ、現ドジャース=だとした。

 

 現在の大リーグでは、ある程度、松やになどを使って投げるのは“暗黙の了解”になっているところがある。大リーグのボールは乾燥して滑りやすく、相手チームからアピールがあったり、よほど露骨にやらない限りは、審判が投手の手をチェックすることは稀だ。

 だが今回問題視されているのは、パワーリフティングの選手などがバーベルを持ち上げる時に使用する「スパイダー・タック」と呼ばれる粘着物質で、非常に粘着性が高い。

 これを使えば、投手はボールをしっかり握れるようになり、指にかかってスピン量が増す。スピン量が増せばボールの動きは大きくなり、投手が有利になる。両リーグのチーム打率は昨季は2割5分以上のチームが12球団だったのに、今季はわずか4チームに激減したのもこの粘着物質と関係があるのではないかと伝えている米メディアもある。

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