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巨人、ドラフト「最後の2択」で逃がした逸材に完敗 オリックス・宮城にあわやノーヒットノーラン (1/2ページ)

 逃した魚の大きさを嫌というほど思い知らされた。巨人は9日のオリックス戦(京セラドーム)で相手先発の2年目左腕、宮城大弥投手(19)の前に7回13三振でわずか1安打とキリキリ舞い。2019年ドラフトでは「最後の2択」で取り逃がしたのだから、なおのこと後悔は募る。

 巨人打線は立ち上がりから三振の山を築き、4回2死から吉川が四球でようやく初出塁。6回を終えても安打は出ず、球場内では快挙への気運が高まった。7回2死から岡本和が142キロ直球をとらえる16号ソロで一矢報い、なんとかノーヒットノーランの難を逃れたものの、原監督は「なかなかチャンスらしいチャンスがなかったね。辛抱しながらというところはやったが、劣勢の状態だった。ずっとね」と完敗を認めるしかなかった。

 ほんの少し運命が違っていれば、眼前で躍動した小兵左腕とは同じユニホームを着て戦っていたかもしれない。沖縄・宜野湾中時代から宮城に注目していた巨人は、興南高3年時には直球の強さと独特の軌道を描くスライダーへの評価を高め、ドラフト前には上位指名を前提に面談も行い内面も入念に調査。当時の長谷川スカウト部長は「野球に対する前向きな姿勢を強く感じた。親孝行したいという意思もある。こういう子は伸びますよ」と絶賛していた。

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