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【福島良一 メジャーの旅】ア・リーグ史上初、審判への暴行事件 “元祖二刀流”ルースの「珍ノーヒッター」 (1/2ページ)

 今季大リーグでは6人がノーヒットノーランを達成。1968年以来最低の平均打率・236という記録的な貧打に理由がある。このまま極端な投高打低が続くと、日本人投手にもノーヒッターを期待したくなる。

 特に、エンゼルス大谷翔平投手は開幕から7試合の先発登板で被打率・156。合計36・1イニングで僅か19安打、うち5本しか長打を許さず。元祖二刀流のベーブ・ルースに次ぐ偉業達成も夢ではない。ただし、ルースの場合はと言うと…。

 1917年6月23日、ボストンで行われたレッドソックス対セネタースのダブルヘッダー第1試合。レ軍の先発はのちに本塁打王となるエース左腕ルースだった。ところが、試合が始まって3分と絶たないうちに早くも事件が起こった。

 ルースが先頭打者レイ・モーガンにいきなりフォアボール。ブリック・オーウェンス球審に「その判定はおかしい」と烈火の如く怒り出し、口汚く罵(ののし)り始めた。これを球審が「さっさと投げろ。文句を言うと即退場にするぞ」と突っぱねた。

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