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松山英樹、マスターズ制覇 日本男子ゴルフ界の悲願達成 10度目の挑戦でついにつかんだ夢のグリーンジャケット (1/4ページ)

 松山英樹(29)が、ついに日本男子ゴルフ界の悲願を達成した。2位に4打差の首位から出て、4バーディー、5ボギーの73、通算10アンダーと粘り、1打差で逃げ切った。日本人男子選手として初めて“ゴルフの祭典”マスターズ・トーナメントを制し、4大大会で優勝する快挙を成し遂げた。東日本大震災直後の2011年4月にアマチュアで出場してローアマに輝いてから8年連続10度目の挑戦。少年時代から「一番勝ちたい大会」と憧れ、夢にまでみたグリーンジャケットに袖を通した。賞金は総額1150万ドル(約12億6000万円)で、優勝207万ドル(約2億2700万円)を手にした。

 最終18番でウイニングパットを決めると松山は帽子をとってパトロンに挨拶するのがやっとだった。

 精も根も尽き果てて喜びを表現することすらできない。早藤将太キャディーと抱き合い、同伴のザンダー・シャウフェレ(米国)と握手。こみ上げるものを抑えきれず、涙をぬぐった。

 圧勝かと思われたが、魔物が棲むといわれるオーガスタはそれを許さなかった。最終18番で、2位のザラトリスに2打差をつけた松山は第2打をバンカーに入れ、2メートルのパーパットも外した。終わってみれば2位に1打差のVだった。

 松山は世界ランク6位のシャウフェレと最終組でスタート。

 「今日は朝から緊張しっぱなしだった。ティーグラウンドへ行くまではよかったが、そこから緊張した」