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ダルビッシュ、完璧! 2回零封4K、OP戦初登板 早くもサイ・ヤング賞などタイトル総なめの声 (2/3ページ)

 2回は遊飛、遊ゴロで2死を奪い、7番マクブルームは1-2と追い込んだ。ここでカラティーニの要求は高めのつり球。ダルビッシュは注文通りに96マイルの速球を投げ込み、空振り三振に仕留めた。

 危なげなさを微塵も感じさせない28球。相変わらずの奪三振能力の高さを中継の地元テレビ局は特筆。「ベリー・ストロング」「見ていて楽しい」「非常に安定している」「モンスター投手」と称賛した。

 心身ともにここまで完璧な調整でキャンプに臨んだことはなかっただろう。その最大の要因は、パドレスが『ユー・ビー・ユー』(ダルビッシュにはダルビッシュのやり方で)を打ち出し、一貫してダルビッシュ自身に調整を任せていることだ。「これがいい結果につながっている。彼が2023年まで契約しているのはとてもいいことだ」(同局)

 さらに新天地の2つの素晴らしい出会いが後押ししている。

 ひとりはラリー・ロスチャイルド投手コーチ(66)。2010年から9年間ヤンキースの投手コーチを務め、田中将大投手(現楽天)も指導した名伯楽だ。

 ダルビッシュは快速球に加えて11種類ともいわれる変化球を操る。昨年は「ナックルカーブ」を1週間でマスター。今季に向けては「シュープリーム」というスプリッターとツーシームの中間のボールを自ら開発した。

 メジャーで成功するには4球種あればいいとされる時代にこの球種の多さはむしろ邪魔ではないかとの議論もあり、「もっと速球を多投してはどうか」とアドバイスするコーチも多かった。

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