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54歳誕生日の三浦知良、好調の秘訣は「男はつらいよ」 柴又でコスプレするほどドはまり

 サッカーJ1横浜FCのFW三浦知良(カズ)がJ1開幕日の26日、54歳の誕生日を迎えた。開幕前のオンライン取材では「感想? 特にないです。54歳になったということくらいかな」とコメント。国民的映画で英気を養い、プロ36年目のシーズンに向かう。

 チームの開幕戦となる27日の札幌戦に向けて、「ここまでは順調にきています。練習試合も全試合出場しました」と体調面は上々。メンタルも好調だ。その理由は50代に入ったことをきっかけに見始めた、渥美清主演の人気映画シリーズ「男はつらいよ」にハマっていることにある。

 夕刊フジが一番のお気に入り作品を直撃すると、「39作目(1987年公開「寅次郎物語」)だね。秋吉久美子さんがマドンナだった」と即答。このオフにはシリーズの舞台となった東京・葛飾柴又に出向くほどの入れ込みようだ。「(車寅次郎の)トレードマークだったスーツケースを持って、きちんと帽子もかぶってね。すると『寅さんじゃなくて、カズさんじゃないの』って見つかっちゃって。うれしかったな」。春季キャンプにもDVDを持ち込み、「全部で50作ある。もう何度も見ています」と寅さんばりの笑顔を浮かべた。

 今季チームは即戦力FWを4人も補強。レジェンドといえども、名前だけで試合に出られる状況では決してない。「FWだから前線で待っているというような戦術ではないから、とにかく決定力を上げます」と目標を掲げ、コロナ禍の世相を意識して「こういうときだからこそエンターテインメントが必要。全力で明るいニュースを届けていきたい」と誓う。ちなみにお気に入りの39作目の出演時、渥美清は59歳だった。いいライバルが見つかったかもしれない。 (編集委員・久保武司)

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