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【福島良一 メジャーの旅】ヤンキースの誇りを胸に「ホームに生還」 楽天復帰した田中将大の美学 (2/2ページ)

 そんな中、02年オフに巨人からFAでヤ軍入りした松井秀喜外野手は7年間プレー。09年ワールドシリーズMVPに輝き、チームの世界一に貢献。その後、エンゼルスなど3球団を渡り歩いたが、最後はヤ軍と1日契約し現役生活を終えた。

 それと同じように14年にヤ軍入りの田中将も7年在籍。世界一の夢こそかなわなかったが、日本人初の6年連続2桁勝利。また、日本人最多4度も開幕投手を務め、日本人歴代3位の通算78勝をマーク。ニューヨークで異例の絶賛を受けた。

 かつて、ヤ軍一筋20年在籍したデレク・ジーターは「他球団でのプレーを考えたこともなかった」と言う。栄光のピンストライプに身を包んだ田中将にもヤ軍の誇りを胸にホームに還る野球人の美学を感じた。(大リーグ評論家・福島良一)

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