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【今日も一緒にプロレスを楽しみましょう!】晩年は闘病生活、北尾光司さん早すぎる死 理想と現実のギャップに苦しんだ生涯 (1/2ページ)

 北尾光司。第60代横綱双羽黒にして、プロレスラー、格闘家としても活躍した。スポーツ冒険家を名乗っていた時期もあった。

 類まれなる運動能力を持ち、体格にも恵まれた。頭の回転も速く、丸い土俵、四角いリングをはじめ、様々な舞台でもっともっと活躍できるはずだった。

 それなのに2019年2月10日、55歳にして亡くなった。その人生は文字通りの波乱万丈。頂点まで昇りつめながら、廃業に追い込まれた大相撲、プロレス界でも行く先々でトラブルを起こす…。マイナスのイメージばかりが残ってしまった。

 03年9月には、16年ぶりに立浪部屋を訪れ、アドバイザーに就任。「名門立浪復活の手助けをしたい」と意気込んでいた。ところが、その後、姿を見かけなくなる。

 死後、明らかになったが、角界復帰後に糖尿病で闘病生活が始まっていた。悪化する一方で、ほぼ寝たきりになり、失明してしまった。その様子が19年6月に、テレビ番組で公開されている。

 実はその数年前から、北尾の体調不安説がささやかれていた。取材というよりも、心配が先に立ち、何とか捕まえようと、様々な人脈をたどってみたが、何も出てこなかった。

 「あんな大きな人が、簡単に身を隠せるわけがない」「海外に移住したのでは」「このSNS時代に何も引っかからないのは、ありえない」など、一部では騒ぎとなっていた。

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