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【福島良一 メジャーの旅】サイ・ヤング賞候補にダルビッシュ、マエケン 夢にも思わなかった日本投手時代の到来 (1/2ページ)

 大リーグの投手にとって最高の栄誉であるサイ・ヤング賞。その全米野球記者協会によって選出される最優秀投手賞にカブスのダルビッシュ有投手、ツインズの前田健太投手が各リーグの最終候補3人に入った。

 戦後、日米野球で大リーグの強豪チームが次々と来日。その圧倒的なパワーに日本の投手たちは屈し続けた。ごくまれに彼らが好投し、相手チームの監督から「米国に連れて帰りたい」と絶賛されても、それは社交辞令にしか聞こえなかった。

 1995年、近鉄を任意引退した野茂英雄が海を渡っても、その実力は未知数だった。しかし、ドジャース1年目から13勝6敗と文句なしの成績で新人王に輝き、サイ・ヤング賞投票でも4位。日本投手に対する評価がガラリと変わった。

 その後、2007年ワールドシリーズでレッドソックスの松坂大輔が日本選手初の勝利投手となり世界一。また、09年WBCで2大会連続MVPに輝き、日本の2連覇に貢献。日本の投手たちが世界のトップクラスであることを証明してみた。

 13年にはア・リーグのサイ・ヤング賞でダルビッシュ(レンジャーズ)、岩隈久志(マリナーズ)と2人そろって最終候補入り。残念ながらおのおのの得票は2、3位に終わったが、日本投手でも同賞に手が届く位置まで来たことを知らしめた。

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