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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び》球団によって異なる遠征先ルール ロッテ、コロナ禍で優勝逃す (2/2ページ)

 一方、ロッテは9月29日~10月1日の日本ハム戦(札幌ドーム)の札幌遠征で「4人以内、部外者禁止」の独自ルールを定め、外食を認めていた。松本球団本部長は「4人以内というルールを破った選手はいなかった」と断言。球団の内規に違反した選手がいた阪神はともかく、ロッテの場合はルールを守って行動していた。

 マスクを外して、話す機会が増える会食の感染リスクについては、以前から感染症の専門家が指摘している。ただ、何人以下なら感染を避けられるかなどの科学的な裏付けは現時点ではない。今回の球団の独自ルールについて、プロ野球とサッカーのJリーグが連携して設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の感染症に詳しい専門家チームのメンバー、愛知医科大の三鴨広繁教授は「球団のルールを順守する以外、現時点では仕方がない。ただ、会食はそれなりのリスクがある」との見解を示し、選手らが感染リスクを避ける行動を取る必要性を改めて指摘した。

 各球団は、NPBが作成した感染予防ガイドラインに基づいて、ベンチ内やロッカールーム、遠征先での行動など独自ルールを定めて運用している。遠征先の外出を禁止している球団もあり、各球団の感染予防策には濃淡がある。政府は「Go To イート」「Go To トラベル」など経済を活性化させる事業を推進しており、遠征先での外出禁止を徹底する必要性はないとは思うが、コロナ禍で、ロッテが失速したという事実は残念で仕方がない。(K)

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 遠征先での外出禁止は精神的につらいだろうと思うプロ野球担当記者。