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【福島良一 メジャーの旅】「ビッグレッドマシン」の偉大なヒーロー、ジョー・モーガン氏を悼む (1/2ページ)

 カージナルス伝説の黒人投手ボブ・ギブソンの訃報が伝えられた矢先に、ヤンキース史上最高の投手ホワイティ・フォードが死去。さらにレッズ黄金時代の名二塁手、ジョー・モーガンが77歳で亡くなった。

 1963年アストロズでデビュー。当時は平均的な黒人選手だったが、71年オフにレッズへトレード。これが「スチール(盗み)」と言われる一方的な取引となり、レッズ黄金期を築いたボブ・ハウザム会長の大ヒットと評判を取った。

 72年、レッズ1年目から歴代最多の通算安打記録を樹立するピート・ローズと1、2番コンビを組み、のちには3番打者として大活躍。史上最高の捕手といわれた僚友、4番ジョニー・ベンチも「彼がレッズを大きく変えた」と絶賛した。

 75年、米国に初めてパンチョさんと同行し、サンフランシスコでレッズの試合を観戦。試合前、グラウンドでモーガンと並んで記念撮影した。そのとき、日本人の中でも小さい自分と比べて、ほとんど変わらない小柄な体格にビックリした。

 その傍らで名将スパーキー・アンダーソン監督が「彼は身長170センチしかないが、今や球界一の二塁手だ。(初の黒人大リーガーでドジャースの二塁手として活躍した)ジャッキー・ロビンソンに匹敵する。将来、必ず殿堂入りする」とささやいた。

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