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【歳川隆雄 永田町・霞が関インサイド】岸田政権、経済安保政策が本格始動 「半導体ビジネス」に変革の波 総額8000億円共同プロジェクト (1/2ページ)

 11月19日午前、首相官邸で経済安全保障推進会議(議長・岸田文雄首相)の初会合が開かれた。

 岸田政権は来年1月召集の第208回通常国会に、「経済安全保障推進法案(仮称)」を提出する。同法案は、次の4項目を柱とするものとなる。

 (1)重要物資の国内の製造基盤強化に向けた制度新設によるサプライチェーンの強靱(きょうじん)化支援(2)機微技術を巡る特許出願の非公開化の措置(3)重要な先端技術の研究開発について資金支援と、政府が開発に有用な情報を提供可能とする枠組み新設(4)インフラ機能の維持などに係わる安全性・信頼性を確保するため、基幹インフラ事業者による重要な設備導入を事前審査する制度新設-。

 日本国内外の社会経済構造の変化、国際情勢の複雑化などから、経済と安全保障を一体のものとした対策が急務との認識から法制化を目指す。

 法整備の実務を担うのは、この日、内閣官房に設置された「経済安全保障法制準備室」(室長=藤井敏彦内閣審議官・前国家安全保障局経済班長)であり、財務、外務、経済産業、防衛省など関係省庁の職員約50人で構成される。

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