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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】維新と国民の連携で期待したい憲法議論 衆院選で躍進した「改革中道」 左派野党が審議拒否するなら「無視」 (1/2ページ)

 衆院選後、永田町が目まぐるしく動いている。惨敗した立憲民主党の枝野幸男代表の辞任表明や、躍進した日本維新の会と国民民主党との連携強化など、これまでの国会とは勢力図が大きく変わりそうだ。新しい議会に期待したいのは憲法改正に向けた議論が前進することだ。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は7日、フジテレビの番組で、「改革を進めていくところは維新に賛同するところも多い」「衆参両院の憲法審査会は毎週開いたらいい。議論するために歳費をもらっている。開かない選択肢はない」などと語った。

 9日からは、維新、国民両党の幹事長・国対委員長による話し合いがスタートした。政府方針に反対ばかりする「左派野党」とは違い、「改革中道」で一致する両党主導の改憲論議を期待したい。

 憲法審査会とは、憲法や関連法案について総合的調査を行い、憲法改正原案や国民投票に関する法律案などを審査する常設機関である。

 ところが、参院では今年4月、何と約3年2カ月ぶりに自由討議が行われた。衆院では同5月、憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案が賛成多数で可決されたが、肝心の憲法改正の本格的な議論はなかなか行われない。常設機関なのに、これは異常だ。

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