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【衆院選2021年秋】熾烈!女性候補の戦い 17・7%186人が立候補 宮城5区・森下氏、安住氏牙城で辻立ち2000回 大阪10区・辻元氏、他候補応援に回るほど「優勢」 (1/3ページ)

 10・31衆院選では、女性候補の戦いも注目されている。政党に男女均等の候補者擁立について努力義務を課す「政治分野における男女共同参画推進法」が施行(2018年)されて、初めての衆院選だからだ。新型コロナ対策や経済政策、外交・安全保障政策などが焦点となるなか、女性候補はどう有権者に浸透しているのか。31日の投開票日に笑顔を浮かべられそうなのは、どの候補なのか。政治ジャーナリストの安積明子氏が、独自の取材で女性候補の個別情勢を分析した。 

 「法律施行を受けて、各党は女性比率の目標を掲げているが、選挙区事情などもあって、達していない党は多い」

 安積氏はこう指摘した。今回の衆院選に立候補した女性は186人で、前回より23人減少した。比率は前回と同水準で17・7%だった。ただ、注目を集めている女性候補は多い。

 まず、宮城5区(石巻市、東松島市など)で、立憲民主党の安住淳国対委員長(59)の牙城を崩すべく、自民党から出馬した元タレントの森下千里氏(40)だ。地元の人々に名前と顔を覚えてもらうよう、告示までに約2000回もの辻立ちをこなしてきた。被災地のインフラ整備や、医療や介護などの充実を訴えている。

 安積氏は「この選挙区は、安住氏が強すぎて、自民党が何年もの間、苦手としてきた。森下氏は爽やかな雰囲気で演説もうまく、ネットでも動画が話題となっている。安住氏のおひざ元で、どこまで支持を広げられるか」と語った。

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