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群馬44位に山本知事激怒「県民に対し失礼、侮辱している」 都道府県魅力度ランクに法的措置検討

 44位-。民間シンクタンク「ブランド総合研究所」が発表した2021年の都道府県魅力度ランキングで、群馬県が前年に続いて低い順位に沈んだことを受け、山本一太知事が「法的措置を含めた検討を始めた」と明らかにした。ネット上では「狭量」との声もあるが、実際に法的措置に踏み込めるのか。

 「なぜ(前年から)結果が下がったのか理由が判然とせず、根拠不明確なランキングによって県に魅力がないとの誤った認識が広まる」「群馬を低く位置付けることは県民に対し失礼だし侮辱している」

 12日、山本知事は記者会見でそう激怒した。

 調査は「認知度」や「魅力度」「地域のイメージ」など89項目で、7月に全国約3万人が回答。群馬は前年の40位から44位に順位を下げたほか、埼玉県が38位から45位、茨城県が42位から最下位となるなど関東の順位が総じて低かった。

 山本知事は2019年の知事選出馬当時から「群馬ブランド」構築を掲げるなど、ブランド力向上に意欲を示しており、昨年もランキング発表後に「信頼性に欠ける」と指摘。今年7月には妥当性や信頼性を検証した庁内チームの調査結果を公表していた。

 知事の強い姿勢に、ネット上では賛同する声がある一方で、「狭量」「何ムキになってんの…」などの批判もある。

 実際にどのような法的措置が考えられるのか。弁護士の高橋裕樹氏は「県に対する侮辱や名誉毀損として損害賠償を請求することになるのだろう。ただ調査自体は真実であり、主張が認められる可能性は乏しいのではないか」と指摘した。

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