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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】岸田内閣が発足、首相は初仕事で中国を批判せよ! 最重要の外交・安全保障、台湾への「異常な挑発」には厳しく対処 (2/2ページ)

 一部では、「バイデン氏は、マルチタスキング(=複数のことを同時に実行すること)ができない」とも指摘されている。日本は、バイデン政権に過度な期待を寄せてはいけない。以前、米国が「強い日本」を求めているとお伝えしたが、日本が強くならなければ、自国やアジアの平和と安定が失われることになりかねない。

 もう1つ、岸田内閣で注目するのは、新設された「経済安全保障担当相」だ。経済安保とは、経済活動と安全保障を密接に重ね合わせて、日本の独立や生存、発展を確保するものだ。東大法卒、財務省出身で衆院当選3回、小林鷹之氏(二階派)が抜擢(ばってき)された。まずは、中国の環太平洋政略的経済連携協定(TPP)加盟を許してはならない。強い態度を示してもらいたい。

 中国経済は、不動産大手「中国恒大集団」の経営危機や深刻な電力不足など不安要素が非常に多い。中国に依存している日本企業は、他国へとリスクヘッジする時期に来ている。積極的な「脱中国」のための政策に打って出てもらいたい。

 いずれにしても、国民は岸田内閣の実行力を見極めなければならない。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

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