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【松井一郎 維新伝心】岸田内閣発足、派閥に配慮・斟酌…サプライズ感なし 立民、共産の協力「日米安保廃棄」「自衛隊解消」どうする? (2/2ページ)

 さて、次期衆院選を見据えて、立憲民主党の枝野幸男代表と、共産党の志位和夫委員長は9月30日、小選挙区での候補者一本化を加速して、政権交代を実現した場合、共産党が限定的な閣外協力をすることで合意した。これは単なる「選挙互助会」ではすまない、重大な問題だ。

 国政政党にとって、国民の生命と財産を守り抜くため、外交姿勢と防衛政策は極めて重要だ。共産党は綱領に「日米安保廃棄」「自衛隊解消」を掲げている。わが国を取り巻く安全保障環境が厳しいなか、日本の外交・防衛政策を180度変えるものだ。立憲民主党はこれを容認して「選挙協力」「閣外協力」するのか、国民に明確にしなければならない。

 例えば、立憲民主党が政策に「日米安保廃棄」「自衛隊解消」を取り入れて、共産党と事実上合流した「立憲共産党」を目指すのか。共産党が「日米安保廃棄」「自衛隊解消」を取り下げるのか。はっきりしてほしい。

 日本維新の会は、改革を断行しながら、現実的な外交・安全保障政策を進めていく政党である。日本の伝統文化を守りながら、日本をもっと強くする政策を掲げている。既得権を守る自民党でも、立憲民主党・共産党陣営でもない。どうか衆院選では、具体的政策・理念で選んでほしい。(日本維新の会代表、大阪市長・松井一郎)

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