記事詳細

岸田氏、組閣へ調整加速 財務相に鈴木俊一氏 山際大志郎氏が入閣へ

 自民党の岸田文雄総裁は2日、組閣人事の調整を加速させた。すでに政権の要となる官房長官には松野博一元文科相(59、細田派)を起用し、麻生太郎財務相(81、麻生派)の後任には、麻生氏の義弟である鈴木俊一元環境相(68、麻生派)を充てるほか、茂木敏充外相(65、竹下派)の続投を決めた。午後には党本部などで残る閣僚の人選の検討を進める。党役員人事と同様に、「老壮青」のバランスを配慮した陣容となるかどうかにも注目が集まる。

 閣僚人事をめぐっては、獣医師でもある山際大志郎政調会長代理(53、麻生派)の入閣が固まっている。松野氏を支える政務担当の官房副長官には、元財務官僚の木原誠二衆院議員(51、岸田派)、元全日空社員の磯崎仁彦参院議員(64、岸田派)を、それぞれ起用する方針を固めた。

 萩生田光一文科相(58、細田派)と、岸信夫防衛相(62、細田派)は閣内残留で調整している。

 岸田氏は4日召集の臨時国会で首相指名された後、直ちに組閣に着手し、皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、同日中にも「岸田内閣」を発足させる。その後、副大臣・政務官人事などを行う方針だ。

関連ニュース