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ロシア、大和堆周辺で演習か 常態化に懸念も (1/2ページ)

 ロシア政府が、日本の排他的経済水域(EEZ)の好漁場「大和堆(やまとたい)」周辺を含む日本海海域でミサイル演習を行うと通告したことが1日、日本政府関係者への取材で分かった。7月にも同様のミサイル演習を通告しており政府は情報収集を急ぐ。また、ロシアが不法占拠する北方領土の国後(くなしり)島でも新たな軍事訓練を行うと通告したことも判明。日本周辺での軍事活動を常態化する恐れがあり、政府は警戒を強めている。

 政府関係者らによると、ロシアは今月3~9日、日本のEEZ周辺を含む日本海の広大な海域を指定し演習の実施を通告。海軍の艦隊がミサイル発射訓練などを行うとみられる。

 「海の憲法」とされる国連海洋法条約はEEZでの軍事演習を明確に規制していないが、他国のEEZ内の行動は「妥当な考慮」を払うことを求めている。日本政府は外交ルートを通じ演習海域に日本のEEZが含まれていることをロシア側に指摘し「わが国周辺のロシア軍の活動を関心を持って注視する」と伝えた。

 ロシアは7月にも同じ海域でミサイル演習を通告。「過去にない異例な事態」(政府関係者)で、政府は警戒を強めていた。この際は米国のハワイ近海で演習を終えたロシア艦隊が沖縄本島と宮古島の間を通過し、対馬海峡から日本海へ航行したが、ミサイル発射は行われなかったという。