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【室谷克実 新・悪韓論】もはや文政権は「中国の奴隷的代弁人」 自由陣営の光る材料は若い世代の“頼米派” 日本は韓国を「コウモリ状態」に留める知恵を (2/2ページ)

 おかげで、鄭外交相は中国メディアから「韓国の真の愛国者」と絶賛された。逆の方向から見れば「中国の奴隷的代弁人」になり果てたのだ。

 しかし、自由陣営にはまだ光る材料がある。

 韓国の若い世代の「反中感情」が極めて強いことだ。韓国の高齢層には「頼れるのは米国だ」といった“頼米派”が多く、文政権の「離米」路線には強く反発している。

 ただ、そうした意識と、次期大統領選挙での支持動向は直結していない。つまり、従北派候補を支持する「反中・親米」派がかなりいるのだ。

 次期大統領選挙に向けた与野党の予備選挙が「スキャンダル暴露」一辺倒になり、まともな政策論争が行われていないことも、従北派候補に有利に作用している。

 日本には、「誰が韓国大統領になろうと、しょせんは『反日派』だ」といった投げやりな見方が少なくない。

 しかし、「反日・従北派」が次の大統領になったとして、韓国全体が「親中」の泥沼にのめり込むことは、自由陣営にとって好ましくない。コウモリでもいいから、レッドチームにはなりきれない状態に留め置いておく方が得策だ。

 日本の新政権は、そのための知恵を絞るべきだ。

 ■室谷克実氏(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に『悪韓論』(新潮新書)、『反日種族の常識』(飛鳥新社)、『呆韓論』(産経新聞出版)、『韓国のデマ戦法』(同)など多数。

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