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金正恩氏が「別人」に見える理由…容姿の激変に見る危ない精神世界 (1/3ページ)

 北朝鮮の金正恩総書記が別人のように変貌したと言われている。9月9日に行われた建国73周年の閲兵式に、金正恩氏はグレーのスーツ姿で登場。以前と比べるとかなりスリムになったが、報道写真を見る限り、減った体重は10kgから20kg程度ぐらいだろう。

 ただし、金正恩氏が「激痩せ」したのは今年の5月から6月の間である。5月までは130kgから140kgと推定されていた。1ヶ月間の空白を置いた6月の登場時には、明らかにスリムになっていた。激痩せの理由については、筆者はプチダイエットと見ていたが、コロナワクチンの副反応の影響という説もある。

 髪型が「国際ネタ」に

 金正恩氏が別人のように変化したことから、ネットを中心に「金正恩影武者説」などが流れている。しかし公開された映像や報道写真を検証すれば、閲兵式に登場したのが金正恩氏本人であることは間違いない。それでも別人に見えるのには、激痩せ以外に理由があった。ヘアスタイルが大きく変わったのだ。

 2010年の初登場以来、金正恩氏はサイドを高く刈り上げる「覇気ヘア」を貫いてきた。北朝鮮では金日成氏、正日氏と最高指導者の服装やヘアスタイルを真似るのはある種の慣例で、「覇気ヘア」も青少年に半ば強制されたとされる。金正恩氏ほどではなくても、理髪店に行くと何も言わなくても勝手に覇気ヘアにされたという。

デイリーNKジャパン

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