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【菊池雅之 最新国防ファイル】最新鋭ステルス戦闘機「F-35C」搭載に中国“動揺” 米海軍原子力空母「カール・ビンソン」 (1/2ページ)

 8月28日午後4時ごろ、米海軍原子力空母「カール・ビンソン」が、横須賀基地(神奈川県横須賀市)に入港した。この空母は、「ニミッツ」級の3番艦として、1982年3月13日に就役した。

 現在、横須賀基地を母港としているのは、「ニミッツ」級の9番艦である空母「ロナルド・レーガン」である。今年5月、中東方面へ出港した。その展開中である8月15日、アフガニスタンからの米軍撤退に乗じ、イスラム原理主義勢力「タリバン」が首都カブールを制圧した。

 これを受け、「ロナルド・レーガン」の空母打撃群と、強襲揚陸艦「イオージマ」などは、アラビア海北部にて警戒監視活動を行っている。

 空母が抜けた穴は大きい。特に、南シナ海や東シナ海での中国の動きを牽制(けんせい)するには、核心となる空母が必要だ。そこで、「カール・ビンソン」が派遣されてきた。

 これまでも、「カール・ビンソン」が来日したことは何度もあった。しかし、今回は中国にこれまでにない動揺を与える存在となった。

 米海軍にとって空母は絶対に欠かせない存在であるが、多くが老朽化しつつある。そこで、「カール・ビンソン」は2018年のドック入りに合わせて、システムやレーダーなどを更新し、能力向上化改修を施した。これに合わせ、最新鋭ステルス戦闘機F-35Cを搭載した。

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