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【豪雨、土石流…災害時のリスクマネジメント】火災保険の契約に「水災」補償が付いているか確認を (1/2ページ)

 7月上旬の雨は、静岡県熱海市では土石流を、西日本では洪水を引き起こした。これら、雨が原因で起きた住宅や家財の損害は、「水災」の補償が付いている火災保険であれば、補償対象となっている。

 火災保険というと、火事に遭って住宅や家財が焼失した時に保険金が支払われるというイメージを持っている人も多いかもしれない。だが、火災以外が原因で、住宅や家財に損害があった場合の補償もある。どんなケースで損害保険金が支払われるかというと、契約している火災保険の補償内容次第なのである。

 今回の熱海の土石流で住宅や家財が流されてしまった場合、契約している火災保険に、「水災」の補償が付いていなければ、損害保険金は支払われない。

 ちなみに、火災保険は住宅と家財、それぞれに付けるようになっている。住宅ローンを利用して住宅を購入する際に、住宅には火災保険を付けたけれど、家財には付けていないというケースも少なくない。

 「水災」の補償がない火災保険は、その補償がない分、保険料は安くなっている。持ち家で「水災」を補償する火災保険を契約している割合は、2019年度の調査では、67・8%となっている。

 自分が契約している火災保険の補償内容を忘れてしまっていたり、よくわからなくなったりした場合は、契約している保険会社のお客様相談室のようなところに電話をすれば、教えてもらえる。

 マンションの2階以上だったり、近くに大きな河川がなかったり、高台の場合、水害に遭うというイメージがないため、「水災」の補償を外して契約していることもある。

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